結婚式で使うべきではない「忌み言葉」婚礼ペーパーアイテムのマナー

結婚式で使うべきではない「忌み言葉」婚礼ペーパーアイテムのマナー

結婚式には使うべきではないとされる「忌み言葉」というものが存在します。招待状や席次表・席札に文字として記載するべきではないものから、スピーチなど口頭で使うことも避けるべきものまで、多岐にわたる忌み言葉とその代わりに置き換えられる言葉を紹介していきます。

忌み言葉とは

結婚式では、縁起が悪いとされる言葉や漢字・言い回しを使うべきではないとされています。この「縁起が悪いとされる言葉や漢字・言い回し」のことを忌み言葉といいます。

幅広い年代のゲストを招待する結婚式・披露宴では、できるだけ忌み言葉を使わないようするのが通例です。スピーチなどの口頭で伝えるメッセージだけでなく、招待状や席次表・席札といったペーパーアイテムにいたるまで、婚礼の場で文章を使う際には注意が必要です。

披露宴の定番プログラムとして定着したプロフィールムービーやエンドロールの字幕キャプションは、チェックが漏れがちなので気をつけましょう。

以下に代表的な忌み言葉を記載していますので、結婚式・披露宴にかかわる文章を用意する際の参考にしてください。

別れを連想させる文字・言葉

飽きる、浅い、忙しい、薄い、疎い、憂い、降りる、終わる、おしまい、返る、帰る、枯れる、消える、嫌い、裂ける、切る、壊れる、去る、捨てる、放れる、離れる、冷える、ほどける、滅びる、破れる、別れる、割れる、忘れる

上記の漢字のみの使用も忌み言葉ととらえられる場合があります。例えば、「自由奔放」は「放」の漢字が忌み言葉にあたるので「天真爛漫」などに置き換えるほうがよいでしょう。

再婚を連想させる文字・言葉

いよいよ、いろいろ、かえすがえす、繰り返す、くれぐれも、しばしば、重々、たまたま、度々、次々、なおまた、二度、二回、日々、再び、またまた、戻る、わざわざ

別れを連想させる文字・言葉と同様に、上記の漢字のみの使用も忌み言葉ととらえられる場合があります。

不幸を連想させる文字・言葉

相次ぎ、焦る、褪せる、逝く、痛い、忌み、衰える、悲しむ、苦しむ、更に、さらに、猿、塩、シクラメン、死ぬ、シネマ、しめやかに、醤油、すり鉢、スルメ、僧、葬式、倒れる、散る、とんだこと、とんでもない、無くす、流れる、亡くなる、梨、涙、仏、負ける、短い、敗れる、病む、悪い

別れを連想させる文字・言葉と同様に、上記の漢字のみの使用も忌み言葉ととらえられる場合があります。

句読点と数字について

文章中の「、」や「。」は、「切れる」「終わる」につながるため、忌み言葉と同様に極力使用は控えるべきです。句読点は代わりに「 」(全角スペース)を使用するようにしましょう。

感嘆符の「!」や疑問符の「?」は「切れる」「終わる」につながるものではありませんので、使用しても問題ありません。

数字の「四・4・九・9」も「死ぬ」「苦しむ」につながるため、使用は控えるべきです。また、金額表示の「コンマ区切り」も句読点と同じく使用を控えるべき表現です。金額は「7,000円」ではなく「七千円」など、コンマ区切りを使用しない書式で記載するよう心がけましょう。

忌み言葉を使ってしまいがちな表現

忌み言葉のことを知らないと、ついつい使ってしまいがちな表現をいくつか紹介します。忌み言葉と知らずに使ってしまっていないか、最終確認用にご活用ください。

  • 「お忙しい中」→「ご多用の中」
  • 「笑顔の絶えない」→「笑顔のたえない」
  • 「最後に・終わりに」→「結びに」
  • 「お返事」→「ご一報」
  • 「無事に」→「問題なく」
  • 「冷めないうちに」→「温かいうちに」
  • 「○○が苦手」→「○○が好きでない」